近視だからスマホは裸眼!のリスク

学生時代から近視眼できている人には

分かりにくいかもしれません。

近視で運転用のメガネ、オンリーでそのまま50代に突入している人は非常に多いのではないかと思います。

そして60才に差し掛かったあたりで突然、不調に。

モノがダブって見えるという症状です。

ヒアリングしてみると、典型的なのは、裸眼での「スマホ使用」。

デスクトップPCならまだ良いのですが、すぐにメガネを外してみる習慣....

確かに便利なようだけど、思わぬ落とし穴があります。

ご相談の方のお話しでは、寝床に入ってもスマホで動画みている…

(特に強度の近視眼の方は寝床だけでなく、日頃から目の前10cm~20cmに近づけて...)

その時に目はおそらくこんな感じになっています。

これが長時間続く習慣となると、遠くを見た時にも、このような視線の向きが残り、なかなか元に戻らない場合があります。

厄介なのは、運転など、遠くを見ると次第にブレてダブって見える、気を抜くとダブリが起こるなど、安心して屋外で動けなくなるケースもあります。

一般には、遠くを見るときの正常な視線の向きは

遠くと近くのモノをみるときの往復をするときは

↓こんな感じで、機敏に動くか動かないか...

近視だから裸眼でスマホ見えるのは老眼世代でも特権(お得だ)と思っていると、気が付けばこういう事も起こりえます。

昨日もお話ししていたのが、「昭和時代ではあまりなかった事」のひとつでもあります。そう、「スマホ」常用の世の中で起こります。

ちなみに、今のお話しは、全世代にも共通だと感じています。