白内障手術後の「遠近両用万能説」

白内障術後、しばらくして落着き、視力が1.2見える快適さんのご相談。

裸眼でしかも1.2の視力なので、運転など、遠くの見え方は快適すぎるくらいで...そして遠近両用のご希望です。

数年前の測定データのメモ書きに輻輳不全で近見外斜位のご様子。定期的に眼科さんでも診てもらわれていて、「片目で見ている」と言われたそうです。確かに輻輳といって寄せ目は結構厳しそうで輻輳近点20cm程度、回復は30cmくらいで遅い様子。両眼視はしているといえばしているわけですが、近見のための加入度を与えると、予想通り、かなりの外斜位の様子に。近見ボラテストでも確認できます。

さてさて...遠近両用で、すべてを賄おうという希望の「遠近両用万能説」を信じておられる方には少し長い道のりとなってしまいます。

「遠近両用万能説」。まぁ、ダメとは言えないですが、これで大丈夫という事は、全くないのですね。

一部の方にとっては「遠近両用万能説」が成り立つと思いますが、そういえない残りの方に、ひとつずつ納得いただける説明が一番の課題でもあります。

「遠近両用万能説」って、最近、話題になっているある種、宗教のようなもの。そこから、現実に戻って頂き、「遠近両用万能説」の代替案の説明・フォローまで...と長いマラソン並みのご案内なんですね。

結論として、大雑把ではありますが、

「遠近両用・快適度予測」をご案内することがあります。遠近両用メガネを作ったら…という仮のお話しです。

◎・・・かなり快適
〇・・・まあまあま快適
▲・・・限定シーンで快適
✖・・・期待するほど快適とは言えない

マスク越しでの説明に息切れを感じるこの頃。(´∀`)

できれば遠近両用メガネは、こんなところをずっと見ているとよいのだろうというイメージです。↓↓↓↓

南禅寺 塔頭 天授庵

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