1組のレンズをつくるまでに…

視力測定からレンズを決めていただき、

お客様が帰られた瞬間~メガネのレンズを

発注するまでの間に、決めないといけない事が

たくさんあります。

1つのレンズを注文するには

視力測定から得られた一般に言うところの

「度数」・・球面度数 ・ 乱視度数 ・乱視軸 

累進屈折力レンズならばさらに 加入度数 などは

メジャーな項目であると思います。

ただ、高機能なレンズになれば、なるほど

さらに細かな項目の設定が必要になります。

下図を参考にご覧ください。

詳細は割愛しますが、下の方の商品名という項目に

いろいろな設定項目があるとのがなんとなく見えると

思います。

フレームによってはさらに必要な項目が

増えていきます。

最近の新しい、遠近両用や中近レンズの様な

累進屈折力レンズは、メガネのレンズと目の関係性を

数値化し、メガネレンズの設計時に利用して作る傾向に

あります。

このタイプのレンズは、お客様が帰られてから、

発注するまでの間に、非常に細かなデータの

検証作業が必要で、作業が深夜に及ぶことも

多々あります。

お客様は、ほぼ見る事がない、完全に裏方の

作業ですね...。

ただ、これが1組のレンズを作るうえで必要で

面倒だからと言って、省略できないです。

(今夜も続く....検証作業...)

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まだ続く、続編...江の浦測候所 https://www.odawara-af.com/ja/enoura/

かすがしゃ 春日社