視力測定からレンズを決めていただき、
お客様が帰られた瞬間~メガネのレンズを
発注するまでの間に、決めないといけない事が
たくさんあります。
1つのレンズを注文するには
視力測定から得られた一般に言うところの
「度数」・・球面度数 ・ 乱視度数 ・乱視軸
累進屈折力レンズならばさらに 加入度数 などは
メジャーな項目であると思います。
ただ、高機能なレンズになれば、なるほど
さらに細かな項目の設定が必要になります。
下図を参考にご覧ください。

詳細は割愛しますが、下の方の商品名という項目に
いろいろな設定項目があるとのがなんとなく見えると
思います。
フレームによってはさらに必要な項目が
増えていきます。

最近の新しい、遠近両用や中近レンズの様な
累進屈折力レンズは、メガネのレンズと目の関係性を
数値化し、メガネレンズの設計時に利用して作る傾向に
あります。
このタイプのレンズは、お客様が帰られてから、
発注するまでの間に、非常に細かなデータの
検証作業が必要で、作業が深夜に及ぶことも
多々あります。
お客様は、ほぼ見る事がない、完全に裏方の
作業ですね...。
ただ、これが1組のレンズを作るうえで必要で
面倒だからと言って、省略できないです。
(今夜も続く....検証作業...)
*※*※*※*※*※*※*※*※*※*※*※
まだ続く、続編...江の浦測候所 https://www.odawara-af.com/ja/enoura/
